神と信仰
イシュフェリアの神々
『神の意思によらない者』との戦いでほとんどの神は滅びました。しかし、その魂は不滅であり、敬虔な信者達(神官)へと奇跡の力を与えています。神々が実在していることを知っているので、神々を信仰する人が多数派です。中にはフォルモア大森林に眠るエントゥリアのように"眠っている"まま実在している神もいます。
神官は神々の力を聖魔法によって実現させます。ウルクには信仰という概念はありませんが、自らの力で聖魔法を実現できます。父である始まりの神を親しく感じてはいたのですが、ウルクの記憶は200年前後を境に過去の出来事を忘却してしまうため、いまでは始まりの神への親しみすら忘れているものもいます。※その一部が魔族へと堕落します。
神官戦士団
教団の多くは、神官と信者、そして神官戦士で構成されています。神官戦士は教団の教えを護るために存在し、イシュフェリア教団などの大神であればその武力は小国の軍事力さえも凌ぐことがあります。
4大神
世界の成り立ちにもっとも大きく関わった4神であるイシュフェリア、アーディア、ヴァルファス、ディハウルは4大神とも呼ばれています。
太陽神イシュフェリア
一番最後に生み出されたにも関わらず、秩序と炎をつかさどるもっとも力を持っていた神です。全大陸中で最も信仰されており、信者の数ももっとも多い神です。人間を生み出したとされており、ウルクの王国が狂ってしまった際には人間へと力を貸したと言われています。王侯貴族から農民にまで非常に信者の数が多いです。教義は秩序こそが世界に平和をもたらし、混沌である妖魔や邪神を討つべしとしています。
慈愛の女神アーディア
もっともはじめに生まれでた水と癒しをつかさどる女神です。海の女神とも呼ばれています。エルフを生み出した神でもあり、エルフの間でも多く信仰されていますが、船乗りやアクアリーフやザーディンなどの水辺に住む人々にも多く信仰されています。教義は、博愛に満ちており傷ついた者には手を差し伸べるものとしています。
戦いの神ヴァルファス
戦土と剛健さをつかさどる神です。邪龍との戦いにおいては、先頭に立って戦い、激しく散ったとされています。ドワーフを生み出した神でもあり、勇気や勝利を示す神とされています。やはり、ドワーフや騎士団、戦士などに信者が多いようです。また、北部のヴァイゼン地方ではイシュフェリア神と同じ規模で信仰されています。教義は、勇気をもって困難に立ち向かうこととしており、信者の中には厳しい修行を自らに課して山に籠るものもいるそうです。
自由の神ディハウル
風と自由をつかさどる神です。気まぐれで悪戯ばかりしていたという変わった神でもあります。4大神であるにも関わらず、邪龍との戦いにも参加せずに世界中を放浪していたという、ある意味他3神とは一線を画した存在です。他の3神に比べると格段に少ないものの、冒険者などには或る程度信仰されているようです。比較的新しい都市であるテアやバクシードなどには神殿が存在しますが、他3神に比べれば信者の数は絶対的に少ないようです。ちなみに、リルビットはディハウルが生み出したが、そもそも神様などには興味がない種族なのでディハウルはひどく落ち込んだという逸話があります。教義は、自然のままでいることを尊ぶものとしており、信者の中には神官とは思えない言動をするものも多くいます。
3邪神
一方、神々を裏切って妖魔などに味方した神々は邪神と呼ばれます。その中でももっとも強い力を持つのがマグド、レフェスタリア、アドラーの3邪神です。
暗黒神マグド
闇と炎をつかさどる神です。イシュフェリアの直前に生み出された神で太陽神の兄神としての一面をもちます。かつてはイシュフェリアとともに炎を統べていました。始まりの神の屍より邪竜が生み出されると、その存在をも受け入れるべきであるとして、全ての神々に戦いを挑みました。邪神へと堕ちてからは、マグドの操る炎は邪龍の息吹と同じように漆黒に塗りつぶされてしまったといいます。教義は、力あるものによる支配こそが世界を救うとしており、その中には邪竜や妖魔などの混沌も含まれています。
破壊神レフェスタリア
破壊と絶望をつかさどる邪神です。この世界の不完全なものを消滅させることを命じられた神でしたが、やがては世界そのものを破壊すべきであるとして、神々に戦いを挑んだマグドへと味方しました。教義は、破壊こそが再生の為の唯一の手段であるとしており、好んで殺戮を行う者が多いようです。
腐敗の神アドラー
腐敗と暗黒をつかさどる邪神です。元々は、ルーナルティアではなく彼が紅い月で夜の世界を支配していました。夜や闇の世界でしか生きられない妖魔や不死族を守るために神々へと反旗を翻しました。教義は、最後まで抗い続けることであり、死すらも超越すべきであるとしています。ヴァンパイアと呼ばれる種族はこの神を信仰しています。
その他の神
4大神、3邪神以外にも様々な神々が存在します。彼らはそれぞれに何かをつかさどり、世界創世に大きく関わりました。
幸運と不幸の女神ダイス
運命を司る女神です。日々の暮らし自体がギャンブルになっている冒険者などに非常に愛されている女神です。時には、不運となって牙をむくこともあるとか。ウサギの姿をした神を連れ歩いているというよう噂もあります。
月の女神ルーナルティア
月とやすらぎをつかさどる神です。邪竜の誕生後、イシュフェリア神をはじめとする神々が闇へと堕ちた神々を滅ぼすべしとした際に、ルーナルティアは夜の目となり、アドラーに代わって蒼い月となりました。
星の神セリオス
星と調停とつかさどる神です。遠い空から世界の理を記録し続けているといわれている知識神です。魔術師などに信者が多いようです。 イシュフェリアでもっとも明るく輝く恒星の名でもあります。冬になると夕方からその明かりを見る事ができます。
麦の女神 エイヴィス
麦と豊穣をつかさどる女神です。穀倉地帯で多く信仰されています。秋に行われる収穫祭では麦の女神を称え、麦酒が振舞われます。
芸術の女神 フォニカ
芸術と美をつかさどる神です。ウルクやエルフに音楽や美術を伝えたという神話が残されています。フォニカが与えたこれらの技は、文化という形でより一層彼らの生活を豊かなものにしました。
影の神 ヒュダ
知恵と影をつかさどる神です。盗賊が信仰することが多い神です。大きな力は持たなかったが、様々な知恵で邪神に対抗した伝説が残されています。
雷の神 ジェラス
忠義と雷をつかさどる神です。騎士の常用剣を顔の前に持ち、両目を瞑っている姿を絵画としてよく描かれています。 邪龍戦でもイシュフェリアを守るために戦いました。ヴァルファスと共に騎士に信仰されていることが多いようです。
